2005-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「中国武術は筋肉ではなく、筋(スジ)を鍛える」とよく言われる。初めてこの言葉を聞いたとき、なんて非科学的なんだろうと思った。 八卦掌を学ぶようになると、この言葉をよく聞かされる。最初はよく理解できなかった。 今のところ私が解釈しているのは、…

八卦の走圏を始めて、何度か身体のあちこちが痛くなったことがあった。いちばん印象に残っているのは、今年の春の腰痛だ。 ある日目覚めると、腰痛で寝返りも苦しいほどだった。自宅で原稿を書くのが仕事なので、何とか痛いながらも仕事をしているうちに、一…

「月刊空手道」で伝統的な沖縄空手の記事を見ると、以前と違った感慨がある。八卦掌を始める前はわからなかったが、内家拳とも実に共通点が多いのだ。 先月号は剛柔流の特集だった。剛柔流の達人が技術解説をやっていたが、先生の語る内容がわれわれの八卦と…

粛親王のことを書いていて思い出したが、彼の娘の一人が川島芳子である。「東洋のマタハリ」と呼ばれ、日本軍の手先としてスパイ活動をおこない、終戦とともに国民党にとらえられて死刑になった、悲しい女性である。 粛親王は衰えゆく清朝を何とか復興させよ…

粛親王府

走圏の歩き方を少し変えた。筋肉痛になる場所がどうも人と違っているので、体重移動のやり方を見直したのだ。 この問題は日中双方の先生がともに指摘しなかったので、おそらく外見からはわからない微妙な問題なのだろう。 歩き方を変えたので、ここ一週間は…

昨日は娘二人を連れて、「スター・ウォーズ シスの復讐」を見に行った。 結論を言うと、非常によかった。 新シリーズはエピソード1を見て失望し、エピソード2は見に行かなかった。エピソード4からずっとロードショーで見てきたが、エピソード1のハリウッド的…

先日、縁あって古流柔術の先生のお宅を訪ねた。紹介してくださる方がいて、ご挨拶に行ったのだ。 優れた技術を継承されているのだが、古武道協会といった組織にも属さず、他の流派との交流もせず、少数の弟子にのみ指導しながら流儀の技を守っておられる。 …

 最近のポール 

ビートルズを聴きながら仕事をすると、精神的に盛り上がっていいのだが、欠点もある。それは一緒に歌ってしまって仕事にならないのだ。中学生の頃から聴き続け、歌い続けて30年あまり。しみこんでしまっているのである。 ビートルズファンのとある編集者から…

突然の雷雨。庭の植物に水をやったばかりなのに、大雨が降ってきた。 何日ぶりの雨だろう。暑かっただけに、実に爽快だ。雷も盛大に鳴っている。夏だなあ。 今日は昼の12時まで寝てしまったぞ。二日ほど夜が遅かったのと、昨日の疲労のためだ。まったく泥の…

今日の稽古はきつかったな。寝不足だったので余計こたえた。 中国の先生が帰国するので、各地の教室の生徒が一同に集まっての講習会があった。今回は長めの走圏のほかに低い姿勢での発力練習が多く、地味に疲れる。今日は単換掌を繰り返すのがこたえた。 低…

「毛病」と書いてマオピンと読む。欠点、悪い癖、病気といった意味である。 「毛病は改められた。この調子で練功していくように」・・・・・。二年前の八月に初めて熊形走圏を学び、以来ほぼ毎日練習してきたが、二年たってようやく先日中国の老師からOKが…

「ザ・スタンド」全五巻(スティーブン・キング著、深町眞理子訳、新潮文庫)読了。 キングの大ファンということもないが、読むものがないので購入。考えてみると、キングの作品は八割方読んでいるのだが。 クーンツとごっちゃになっているが、30代にはけっ…