2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

意を練る

現在われわれが練習している孫詩先生の八卦掌は、おそらく程派である。孫先生は八卦掌を何種類か身につけているそうだが、その中でも今練習しているものは比較的形がはっきりしているものだそうだ。姜容樵伝はもっと流麗で、高級なのだそうである。 そうはい…

 腿の纏絲と収胯

孫詩先生の八卦掌では、鋏馬トウという站トウを練習する。内股で立つ、詠春拳や剛柔流の三戦に似た立ち方である。八卦掌では、葉底蔵花など多くの技でこの姿勢が出てくる。 これまで馬歩や三体式などの站トウは練習してきたが、この内股で行う鋏馬トウは経験…

金庸の武侠小説

中国語圏でもっとも読まれている作家、金庸。その名は知っていても読む機会がなかったのだが、年末に「射鵰英雄伝」シリーズ全15冊が我が家にやってきた。果たして年末年始はこのシリーズにハマり、延々と読み続ける羽目になったのである。 「射鵰英雄伝(し…