2010-01-01から1年間の記事一覧

 内家拳の外功

今月は仕事が忙しくて、一度しか教室に行けなかった。その間に新しい練功法の指導もあったようで、悔しい限り。 われわれの八卦掌は、孫詩先生のものを練習している。孫詩先生は練功を重んじていて、走圏やタントウ、武当山龍門派の気功といった内功の他に、…

 伝統武術はガラ拳である?

最近ガラケーなる言葉をよく聞くのでなんだろうと思っていたら、「ガラパゴス携帯」の略だそうだ。スマートフォンを「スマホ」と呼ぶのに対して、従来の日本の携帯電話を「ガラケー」と呼ぶようになったのである。 日本のケータイは国際規格に合わせず独自に…

 ヴェイダー卿の42式太極剣

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世の中には暇な人がいるもので、ダースヴェイダーに42式剣を舞わせてしまった人がいる。 動きだけでなく、宇宙船やクローン・トルーパーたちもよくできてるなあ。

 四股の踏み方

以前、佐川道場で一年ほどお世話になったとき、佐川先生は「道場に来るだけではだめだ。自分で鍛錬しなさい。四股や腕立て伏せをやりなさい」とおっしゃった。 当時、自分では毎日中国武術の練習をし、馬歩タントウもやっていたのでほとんど四股はやらなかっ…

 通備拳

私の所属している太我会では、孫詩先生の伝える八卦掌をメインにしているが、同時に長拳系の武術も練習していることを何度か書いてきた。その内容を書けないのがもどかしかったのだが、このたび解禁になったようなので改めて触れてみたい。 遠藤靖彦先生が代…

八卦掌入門

もう明日になりますが、ピュアハート・クラブで「八卦掌入門」と題したワークショップを行います。 各種基本、走圏、老八章の第一掌を学びます。 走圏の意味と練習法、発勁の解説なども行います。入門編なので、初心者の方も気軽にご参加ください。※動きやす…

 懐かしい映像見っけ!

youtubeで懐かしい映像を見つけた。 後楽園ホールで行われた、ロブ・カーマン×ラクチャート・ソーパサドポン。 この試合、リングサイドで写真を撮ったので、よく覚えている。1ラウンドでケリがついてしまったが、カーマンのフィニッシュ・ブローは、目で顔…

 探掌と、放鬆の課題

昨夜、穿掌や探掌の打ち方についてひとつの気づきがあった。力の出し方ではなく、どう使うか、どう当てるかといった問題だ。 探掌は八卦掌以外の武術にもよく見られる技で、かなり古くて一般的な手法のようである。高探馬という名前で少林拳や陳式太極拳に含…

 西田幸夫師範の情熱

昨年の後半より、BABジャパンの月刊『秘伝』の西田幸夫師範の連載記事をお手伝いしている。 西田師範は極真会館初期から活躍されている方で、第1回全日本選手権から第6回まで出場し、第6回全日本選手権で4位に入賞されている。 西田師範が他の師範と異なる点…

 肩胛骨と胸の開合

走圏に関して、ひとつ気づきが。 腰や脇腹と同じように、力を入れずに足全体を充実させることができるようになった。これは、もう二年近く前に先生から足の形を直され、充実した状態を作ってもらった感触を元に追求してきた結果、ようやく自分でできるように…

 収胯と丹田

二ヶ月も間が空いてしまったなあ。 今年は正月早々に足を痛め、それをこじらせて三月いっぱいくらいまでろくに練習できなかった。とくに二月末に再発してからは一ヶ月間練習せずに治療に専念したため、練習の習慣までいい加減になってしまった。 走圏に関し…

 尹派の走圏

林陽さんの講習会でもうひとつ印象に残ったこと。それは、穿掌の構えで走圏するとき、ねじりが非常に大きいこと。一般的には構えは円の中心に向けるのがオーソドックスだと思うが、尹派ではできるだけ後ろに向ける。林さんは真後ろまでねじっている。 これは…

 自然歩

先日、尹派八卦掌の林陽さんが久しぶりに日本に戻られ、講習会を開いて下さった。 前回、青山道場で講習会をお願いしたのが2006年2月。もう四年もたった。その後林さんは結婚され、ご主人とアメリカ・ユタ州に移られた。今回は北京への里帰りのあと、日本に滞…

収胯と蓄勁

股関節の状態が最近の走圏のテーマだった。どういう状態を求めればいいのか自分なりの基準が確立できず、先生の指導をもとに手探りしている状態だった。 昨日、やっと自分なりの基準がつかめた気がした。 書いてみると簡単なことだし、今まで何度も書いてき…