審査2

 審査は無事終わりました。走圏をしているとき、ふと雑念がわいている自分に気がついたりして、足下がぐらぐらしてしまいました。まあだいたいにおいて普段通りのできかな。結果は後ほど発表されるそうです。

 三年を過ぎるとマンネリに陥りやすくなるので、審査を受けるとか、人前でやるというのは、モチベーションの喚起によいと思う。疲れているからこの辺でやめとこうと思っても、来週審査があると思うとさらに掌法を練習したりしてしまう。

 また審査項目に龍形走圏があるので、毎日時間を割いて練習したのもよかった。つい熊形で疲れてしまって龍形はおざなりになりがちで苦手なままだったのだが、十日ほど毎日やるだけでずいぶん違ってきた。ポーズをとるだけで苦しかったのがだんだん慣れてきて、少しずつなじんできたのがわかる。龍形に慣れれば熊形にも益があるし、やはり審査のおかげで少し進歩することができたようだ。

 最近忙しさと暑さのせいで練習も滞りがち。体力も落ちているようで、教室でハードに練習すると翌日どころか翌々日まで疲れが残ったりする。趣味なのであまり自分を追い込まないようにはしているのだが。

 遠藤先生の会も、今秋から大きく変化があるようだ。計画の一端を聞かせていただいたが、先生のこれまでの練功経験を生かした、自由な発想の意義深いものになりそうである。

 というわけで、今後も楽しみな武術ライフなのであった。