久しぶりで栖岸院の別時念仏会に参加した。毎月第一金曜日、朝九時から夕方四時まで、途中に一時間ほどの法話をはさんで、座禅と念仏を交互に繰り返す。さらに夕方五時半から七時までは奥の院である本應寺で毎日行われている夕の勤行に参加。

 こうしてふだんとは全く違う時間をすごすと、自分の置かれている位置を客観的に見ることができてありがたい。最近人生に変化の兆しがあるが、そうした状況を一歩離れて考え直すことができたのは貴重な機会だった。

 栖岸院では、半年ぶりくらいに会った知人三人から次々に「太ったね」と言われた。そのうち失礼な人間二人は「ケツがでかくなった」という。

 太ったという自覚はなかったので、帰宅して体重を量ってみたが、夏バテの影響でむしろ2kgほど減っている。それでも太ったと言われるのは、八卦掌の影響で多少体型が変わってきたからのようだ。龍形のせいで肩に筋肉がついて少し肩幅が広くなったし、ヒップにも筋肉がついたのだろう。ズボンは全くきつくなっていないが、見てわかるほど大きくなってしまったようである。喜んでいいのか、悲しむべきなのか。

 一応ヒップのサイズを測ってみた。96cm。これまで測ったことがないので、これからときどき測ってみよう。最近太くなってきたふくらはぎは、右が38.5cm、左が38cm。体重は67.5kg。

 だが教室には「あそこが変わった、ここが変わったとみんな言い過ぎ! そんな奴はやめてしまえ!」と叫ぶ先輩もいた。だからこんな事は書かない方がいいのかも。ま、他人のことばかり気にしているより、自分の練功に目を向けている方が健全だとは思うのだが。