走圏で筋肉痛

 昨日の教室では久しぶりに走圏をじっくり練習できた。ふだんは30分くらい遅れていくので、なかなか走圏をする暇がない。それに、最近は他の練習が増えた上に走圏に対するモチベーションも下がり気味で、正直言って真面目にやってなかったのである。

 昨夜は人数が少ないこともあって、先生が後ろにつきっきりで直してもらった。ちょっとでも肩が上がると押さえられ、提肛がゆるめば直され、膝が前に出すぎれば止められる。まちがった姿勢、動きはまったく許されないまま、つきっきりで三周ほど歩いた。

 改めて思うのは、一歩ごとにゆるみ、それを自分に許し、いい加減に歩いていること。こりゃ駄目だなあ、と痛感した。おかげで、今日は筋肉痛がひどい。

 走圏については、発勁にどのようにつながっていくか、低い馬歩と高い姿勢の走圏で安定性が変わらないためにはどのようにすればいいのかといった点について、詳しく教わった。

 最近は八卦掌以外の練習が多くて八卦の掌法はあまり進まなかったが、ここのところ挑掌に続いて熊形翻身掌や揺身掌を学んでいる。こういった技を実用の域に高めることの難しさを痛感している昨今なのだが。