披頭士とは、The Beatlesのことですな。台湾では披頭四と書かれていた。そうすると、「随它去...原音重視」はわかるでしょう。そう、「Let It Be...Naked」です。

 披頭士はピートウシーとかピートウスーと発音する。披頭四はピートウスー。この字を選んだのは、あのマッシュルームカットから来てるんでしょうか。「回来」は「Get Back」。ちなみに「Dig A Pony」は「小馬」、「Two Of Us」は「我們両个」。

 王様は「Help!」をそのまま「助けて!」と訳して歌っていたが、中国に王様がいたら「Get Back」を「回来! 回来!」と歌うんだろうか。回来はホエライと発音するんですが。タモリあたりにやらせるとおもしろいかも。「Help!」は「救命(ジウミン)!」か。

「Thirty Days」というMP3のブートを手に入れたことは以前書いた。その後、「John Barrett's Cassette Dubs」という同じくMP3のブートを手に入れた。これはJohn BarrettというEMIのエンジニアの持っていたテープが彼の死後流出したとされるもの。一枚のCDに112曲入っている。年代もバラバラに入っているが、音もいいし、聞いたことのないテイクが多く、おもしろい。「Thirty Days」も聞き終わっていないのに、これにもはまっている。

 もう一枚、いや三枚のMP3は「Lost Lennon Tapes」。CDなら20枚になるこのシリーズは、ジョンの残した自宅でのプライベート録音を、ヨーコが選んでラジオで放送したもの。それがブートで流れたわけである。これはまだほとんど聞いてない。まあ、ゆっくり楽しみますわ。