梅醤番茶

効能:初期の風邪、胃腸の不調、冷え性など。体を温め、胃腸の働きを整える作用に優れている。
材料:自家製梅干し、本醸造の醤油、土生姜、無農薬の番茶もしくは薬草茶、なければお湯。
作り方:湯飲みに梅干しを一個入れ、箸でよく練る。醤油を小さじ一杯程度入れる。生姜を少々すり下ろし、絞り汁を適宜入れる。そこへ熱いお茶を注ぐ。順序が大切。醤油に熱を加えることによって、風味と効果が増す。
注意:風邪をひいたときは、生姜汁を三〜四滴入れる。体質改善のために毎日飲む場合は、一滴程度にとどめる。
 梅干しは自家製のもの、なければできるだけ良質の手作りに近いものを使用する。自家製ならば、梅酢で代用もできる。梅干しの種は割って中の天仁も食べるとよい。
※初期の風邪には、葛根湯の製剤よりも効果が高い。下痢にも大きな効果がある。梅干しがないときは醤油とお茶だけでもよい。また、梅酢とお茶だけでも作れる。醤油も番茶も、有機栽培の材料や天然塩を使ったよいものを選びたい。