OSXにしたことで浮上した不便がまた一つ。scsi接続の外付けHDDが認識されないのである。これはPerfoma時代から使っていたのだが、scsi接続なのでUSBに変換するケーブルを使って接続していた。今のiBookを買ってから三年もたつので、つなげばマウントするものと思いこんでいたが、今日必要があってつないでみたら全然マウントしない。

 いろいろ考えて思い当たったのは、マウントするための何かアプリケーションだか機能拡張書類だかがいること。OS9ではUSB-Xchangeとかいう書類をいくつかインストールしたのだった。

 ケーブルのメーカーであるAdaptecのサイトに行って探して見るも、OSX用のドライバーはない。見捨てられたのである。

 しかたがないからOS9で再起動してマウントし、必要な書類をFireWire接続のHDDに保存した。

 scsi接続のHDDは4.3GBしかないが、昔からのデータと環境が入っていて、捨てがたいものがある。Niftyパソコン通信時代のデータやソフトだってあるのだ。新しいHDDにコピーするまでもなく、でもなくなるのはちょっと惜しいデータ。そんなものってあるじゃないですか。

 HPのモノクロレーザープリンタも、新しいMacには対応するケーブルやドライバが用意されなかった。どこも悪くないのに、使えないのだ。環境問題をどう考えておるのだ。

 Macはシェアが低くて周辺機器のメーカーのサポートが悪いのと、種々の規格をガラリと変えることが多いのが欠点だ。

 いろいろと不満はあるのだが、それでもWinに乗り換える気がしない。文句いいつつ、Macにつきあっていくのである。