最近はめっきりK1やボクシングを見ない。相撲はけっこう見る。

 なぜそうなったかを考えてみた。

 ひとつには、互いに壊し合う残忍な格闘技を見る心境になれなくなったこと。もうひとつは、ああした点撃の攻防を見ていると、沾粘随走の内家拳の戦闘法から発想が遠ざかってしまうことが嫌なのだろうと思う。

 点撃の試合を見ることは、ある種の洗脳だ。実際に打ち合い、迫力があり、おもしろいだけに印象が強力なので、戦い方のパターンが意識に染みこんでしまうのである。

 そのあたりの説明は簡単にすますわけにはいかないので、今日はこのあたりで止めておこう。明日も朝が早いのだ。

 では、お休みなさい。もうAM1:24。