最近の変化


 このブログには主に自分の練習における気づきや変化の記録として書いている。

 これまでのことを思い起こしてみると、だいたい半年に一度、比較的大きな節目があるように思う。

 昨年の今頃にも、比較的大きな変化があった。

 昨秋は、中盤を使って力が出せるようになったことが大きな変化だった。

 中盤とは肋骨と骨盤の間の骨のない部分を指し、丹田とか、腰腹とか、肝腎と呼ばれる部分である。

 最近の変化は以下のような感じか。

 股関節の使い方を学び、股関節周りの筋を使って歩けるようになってきたこと。現在、技を行うときの応用を研究中。

 沈と抓地の関係に理解が深まったこと。足の裏にストンと体重が落ちるように感じることがある。

 中盤の充実、胸、肩を虚にすることの理解が深まった。遠藤先生の姿勢はマニ宝珠のようだ。鳩尾から下が大きく充実し、その上に虚になってしぼんでしまった胸と肩がチョコンと乗っている感じである。
 
 中盤と下盤を一体として働かせることへの理解が深まった。まだ別々に動かしている感があるが、遠藤先生は一体になった感覚だという。

 中盤はこれまで前後方向にしか使えなかったのが、双撞掌の指導を受け、練習することによって左右方向にも使えるようになった。

 下肢の鍛錬と気血の養成における両者のバランスを考え直した(走圏練習において)。昨年春に姿勢を高くしたが、それでもまだ足の力が強すぎたようだ。これからはもっと気血の養成に重点を置いて練習しようと思う。