アフリカのリアル・ファイト 棍術ver.

 以前、沖縄小林流の横山和正氏から、アフリカのある部族が行うスティック・ファイトの話を聞いた。何でも防具なしで棒で叩き合うというすさまじいものだという。

 その動画がないものかと検索してみたら、あった。本当に防具なしだ。というよりスッポンポンに近い。

 北派の棍術の技術に似ていると横山氏は話していたが、確かにそうかもしれない。突きがないのは、たぶん卑怯とされているんだろう。技術よりも、勇気や根性を試す、一種の通過儀礼なんだと思う。

 使われている棒は、中国の白蝋棍に似ているようだ。しかし、これくらいの太さだと致命傷にはならないんだな。昔、滄州の表演会で見た瘋魔棍は、直径五センチくらいある丸太のような棍で表演していた。「敵を倒す」つもりなら、あれくらいの棍が必要なんだろう。



こっちの方が少し長いが、年齢制限がかかってます。

http://www.youtube.com/watch?v=MZZcEF7Aigw