はあー。締め切りでひいひい言ってます。

 八卦の練習も、まだ腰をかばってこわごわやっている。練習の中心となるべき熊形走圏は腰に負担がかかりすぎるので少なめにして、龍形走圏を増やした。龍形だとあまり腰に負担がかからないのである。この辺に、現在のフォームの問題点が隠れていると思うのだが。

 最近は、四股立ちと馬歩の違いについて考察している。馬歩はなぜ爪先を前方へ向け、足を平行にするのだろうか。この立ち方は、どうしても大腿四頭筋を使ってしまう構造になっている。それに比べて、四股立ちは足や臀部の裏側を使った立ち方を学びやすいと思うのだ。

 さらに、三戦立ちはなぜ内股なのか。きっと、それぞれの立ち方に目的や意味があると思うのだが。

 ふだんのメニューがこなせないので、こういう試行錯誤をするいい機会である。その中で気づいたのは、相撲の四股も同じように使う筋肉によって効果が異なるのではないか、ということ。出っ尻で上体を前傾させて四股を踏むのと、尻を引っ込め、上体を立てて行うのとではかなり違うのだ。

 以前、故・蔵間関がテレビで四股の踏み方を解説していた。やはり、尻を引っ込め、上体を立てて行うそうである。そのため、壁に向かって立ち、爪先、膝を壁にできるだけ近づけた状態で四股を踏むそうである。これをまじめにやると、かなりキツイ運動になる。

 そこのキミ。これを読んで、壁の前へ行こうとしたね? 四股を踏もうとしたね? がんばってくれたまえ。