昨日は午後イチで幸田シャーミン女史を取材。キャスターをやっていたのが1988年までというから、もう17年も前なのか。今ではあのころよりずっと落ち着いて自信に満ちている感じだった。89年からハーバード大学で環境問題を学び、その後は環境問題専門家として国連や日本政府機関の仕事を多数こなされてきたそうだ。事務所がまたきれいなインテリアでビシキメ、すごかった。三階建てだし。

 その後、編集者と打ち合わせをしたが、夜の教室まで時間がある。喫茶店でしばらく仕事、時間を潰して教室へ。前夜は三時まで起きていたせいか、練習中は生あくびが出て困った。新しいコンビネーションをひとつ習う。これまでは走圏ばかりで技は数えるほどしかなかった。探掌、蓋掌、単換掌。一年でそれだけである。一年たった頃、ようやく双換掌。その分、密度濃く走圏と少数の技に集中することができたと思う。

 今朝目を覚ますと、激しい疲労。昨夜がんばりすぎたようだ。おかげで昼過ぎまで使い物にならなかった。あんまりだるいので、劉雲樵が作った八卦掌の入門用套路、小開門を何回かやってみた。ときどき忘れないようにやっている程度だが、以前よりずっとスムースに、楽にできる。走圏をがんばってきたおかげで、足腰が強くなっていることを実感。小開門は柔軟体操のような柔らかい動きの套路なので、体が楽になった。

 仕事は、だんだん忙しくなってきた。がんばらないとな。