昨日はまだ本調子ではなかったので練習に行けず。残念である。

 編集者から預かったCD-ROMが読み込めず、朝四時まで悪戦苦闘。ネットで調べてみると、本来CDは国際的に決められた規格があるのだが、マイクロソフトは勝手に独自規格を作ってWinに搭載しているという。そのため、共通規格で焼いていないCDはMacでは読めない、というか認識すらしないのだ。ちなみにWinの独自規格には二種あり、romeoとJolietという。マイクロソフトらしいあきれるばかりのダサいネーミングである。

 調べてみると、OS9用にJVA 2.1b5という機能拡張書類を作った人がおり、無料で公開されている。いったん四時間ほど睡眠してから再挑戦。

 OS9にインストールして再起動、CDを入れてみると見事に認識。しかし、書類が見えない。さてはまだ何か足りないかとまたまた悪戦苦闘。数時間してふと気がつき、CDの容量を調べてみた。0k バイト。この野郎! データが入ってないじゃないか。昨夜からの苦労は何だったのだ。

 仕方なく、メールで適当な写真を送ってもらうことになったが、これがまたスムースにいかない。

 話は変わって、認識不能になったパーテーションの件。TechToolは十時間くらいかかって「ボリュームの再構築」とやらを実行していたが、完全には復元できなかった。プロテクトの機能で、ほかのパーテーションにボリューム構造のデータを保存してあったのである。

 しかし、それまではFinder上に影も形もなかったこのパーテーション、CD-ROMの件で起動したOS9のデスクトップにはマウントされているではないか。そして再びOSXに戻った時、一応マウントされていることが確認できた。しかし、表示がグレーになっていて読み書きはできない。そこでMacのDisk Utilityを使用。First Aidを実行すると、ボリュームを一つ回復、一つは回復失敗という表示。もしやと思いつつ再度First Aidを実行したら、見事成功! 一週間ぶりにOSX専用のパーテーションが復活した。

 最初は認識すらされなかったから、見えるところまで修復したのはTechToolの力、そこからはDisk Utilityのおかげ。うまくいってよかったよかった。