娘は結局、一週間学校を休んだ。女房は働いているので、自宅で仕事をしているわたしが面倒をみることになる。インフルエンザは女房に感染し、金曜の夜には私も具合が悪くなった。しかし高熱を発するまでには至らず、昨日一日寝ていたら、今日はなんとか仕事ができそうである。日曜だが、締め切りなので仕事をしなければならない。

 閑話休題

 このはてなダイアリーは、どのような検索キーワードで人がやってきたかがわかるようになっている。その中で、ときどき「大臀筋」という言葉で検索してくる人がいる。そこから逆にたどって自分の過去の日記を見ていて、気づくことがあった。

 昨年9月28日に、武術における、大臀筋を使った立ち方について書いた。そのときと比べると、今の自分はすっかり大腿四頭筋に頼らない立ち方になっていることに気づいた。同じように馬歩や三体式をとっても、太腿上面はまったくといっていいほど疲労しない。今一番使うのは、足の指とふくらはぎだろうか。まあ、これとても過程の話だから、正しいかどうかわからないのだが。

 フェルデンクライスの若狭氏は、こうした立ち方の違いに気づいてから実際に立ち方を変えることができるまで、三、四年かかったと言っていた。それに比べると、八卦の教えのおかげで進歩が早かったと言うべきだろう。

 今の筋肉の使い方だと、太腿の裏側の上部が筋肉痛になったり、背中の筋肉が張ったりする。考えてみれば、前へ出ようとする時に使う筋肉は足の裏側だから、こちらの方がいいような気がする。

 このあたりが、最近の気づきの一つでした。