13日(火)。何をしたかよく思い出せない。たぶん、校正の残りをしながら、休みモードだったと思われる。一応土日がんばったので。

 14日(水)。海老名まで取材に出かける。80代後半と思っていたら、91歳。非常に元気なお年寄りだった。耳も心配したほど遠くはなく、きちんと取材はできた。お宅は2000坪の敷地に木が鬱蒼と繁り、道場もあり、理想的な環境だ。もちろん仕事は引退しているが、現在でも道場で指導はしておられ、矍鑠としている。こんな方もいるのだな、と感心し、またうらやましい。

 15日。暑くてバテ気味。前夜遅くまでパソコンに向かったため、頭が痛くボーッとする。能率の上がらないまま夕方に。八卦の練習ノートをまとめていたら時間を忘れ、八卦の練習に10分ほど遅刻。本末転倒。二時間走圏に汗を流したら、かなりスッキリする。武術によって体調が保たれている感じ。だるいときでも走圏をすれば回復することがわかってきた。さすがに気血を練ることを第一義とする派だけのことはある。

 さて本日16日。9時半頃起床、新聞を読んだり掃除をしたり、片づけをしたりしているうちに早くも12時。台所で走圏を40分ほど。
 二時半頃から信濃町へ取材に。なかなかおもしろい話を聞けたが、時間が足りず来週再度うかがうことに。この方も70代半ばだが、無償で子どもや若者を指導しておられ、元気いっぱいという感じ。やはり、一芸を身につけ、それに秀でていることは大切だな、と思う。海老名の先生は教師だったわけだが、武道に秀でていたおかげで老後も指導者として尊敬され、活躍することができる。
 人間、一生のスパンでものを考えることが必要だ。