狂牛病

 アメリカの狂牛病検査がいいかげんなものだという記事は、何か月か前の文藝春秋にも出ていた。実は何十万頭もの狂牛病の牛が出ているというのだ。

 さもありなん、と思っていたら昨日届いた田中宇氏のメールマガジンに詳しい記事があった。この記事は氏のサイトにもアップされている。

 たくさん食べないと感染しないと思っていたが、この記事を読むと一回食べただけでも感染するようだな。アルツハイマー狂牛病の一種だといわれているし、アメリカ産の牛は食べない方がいいかも。

 オレは子どもの頃から野菜が嫌いで肉が好きだったが、99年の初めから4年ほどまったく肉を食べなかったことがある。すると、肉を食べるのが気持ち悪くなってしまった。今は出されれば食べるが、量は以前よりずっと減ったし、「本来は食べないもの」という意識はいつもある。

 理由は色々あるが、一番はやはり「動物を殺さずにすむなら殺したくない」という気持ちからだ。

 野菜も化学肥料や農薬でめちゃくちゃだが、肉はもっとひどいようだ。アメリカは狂牛病検査の規制をゆるめるよう日本政府に迫っているが、どこまで抵抗できるか。多少注目してみたい。