ナンバ開眼

 昨夜、12時に寝て2時半に目が覚めてしまい、眠れず。最近手に入れたビートルズのブートを聞く。"Jamming with Heather"というタイトルの、Let it beセッションの膨大な音源から編集されたもののようだ。延々とJamを続ける部分が主だが、グラスなんかには合うだろう。きっと彼らもやってるんだと思う。ビートルズのメンバービリー・プレストンによる"All things must pass"がなかなかいい。きちんとした演奏ではないが、やはり黄金メンバーでの演奏は、ソロになってからのものよりもずっといい。

 インド人のタブラの演奏なんかも聞いているうちに明るくなってきた。5時半から貰い物の高級作務衣を来て散歩。履き物は白のビーチサンダル。
 ナンバに思いついたことがあって試してみる。これがバッチリとハマリ、かなりのスピードながら疲れず、飛ぶように歩ける。「天狗の歩行術 ナンバ」というタイトルで本を出してはどうか、と思い至る(妄想)。平地、上り坂、下り坂でそれぞれの歩き方があることを発見。課題はそのスムースな切り替えと、階段の上り下りか。

 この歩き方、走り方は、大げさでなく人類に革命をもたらすんじゃないかと思う。重力からの解放だ。心拍数を上げずにスピードレースをするという、新しいジャンルが生まれると思う。

 (c)ixima2004