悪夢
ここ一か月ほど、今までに見たことのないようなひどい悪夢を、ときどき経験している。昨日も朝方に、長くて苦しい悪夢に見舞われた。
昨日の夢は狂信的な宗教団体に監禁されて責められる夢。細部までリアリティがあって、映画化したいくらい迫力のある夢だった。夢の中で、「このキャラはものすごい迫力だな。映画にできないかな」と考えている自分がいたから、多少は客観的な意識が残っていたのかもしれない。
夢の中で両側から腕をとられてどこかへ連れて行かれそうになったとき、なぜか不動明王の真言を唱えた。
のうまくさんまんだ、ばざらだん・・・そこからはデタラメだ。趣味で本から覚えたものなので、夢の中で暗唱できるほどしっかり覚えてはいない。しかし、それでも効果はあったみたいで、目が覚めた。
夢というのは自分の潜在意識を材料にしているはず。だからふだんの生活に大きな変化やショックがあったりすると見るのもわかるが、今回のシリーズは質量ともに経験がないもので、とまどっている。誰かに恨みでも受けているのだろうか?
そういえばイラク戦争の時、悪夢ではないがふだん見ないような夢をたくさん見た。戦争が意識に与える影響の大きさを感じたものだった。
今回も、もしかしたら見えないところで何か変化が起きているのかもしれない。
それは私の身の回りの個人的なことかもしれないし、イラク戦争ような大きな事件なのかもしれない。
なにごともなければ、それがいちばんいいんですが。
今日から三日ほど、お山にこもって修行して参ります。
では。