今朝方見た夢・その1

 どこかの島に、何人かで監禁されている。細い山道や崖沿いの道を苦労して歩かされ、大きな別荘につれてこられたのである。

 なんだかねちねちと虐められ続ける。主犯の男は、ただ暴力的なだけでなく、かまって欲しそうだったり、よくわからない。最期に数人で頭を平手でペチペチ叩かれているところで目が覚めた。

 今朝方見た夢・その2

 テーブルの上に、飼っているハムスターが乗っている。その周りには液体がこぼれており、ハムスターのお尻もその水たまりで濡れてしまっている。

 私はおしっこだと思い拭こうとするが、それにしては量も多い。どうも下血か何かのようである。拭いていると、ハムスターの巣箱(なぜかテーブルの上にある)にピンク色の蛭がついていて、蠢いている。叩き潰そうとすると床に落ち、いつの間にかたくさんの小さな蛭に変わっている。さらにそれらには無数の足が生えて、ムカデのようにすばやく走り回っている。私はあわててひとつずつ、雑誌か何かで叩き潰している。



 昨夜、眠る直前まで校正の仕事をしていた。その本は、潜在意識や無意識のレベルにある恐怖を取り除いていく方法が書いてあった。それには夢を利用するとよい、とあった。

 こういうことには興味があったし、瞑想を通じて「恐怖には実体がない」という理屈だけは知っていたので、ぜひ潜在意識の浄化にトライしたい、と思って眠りについた。

 そうしたら、さっそくこれだ。

 1の夢は、「他人に受け入れられない」ということへの恐れではないかと思う。
 2の夢は、死や病気への恐怖ではないだろうか。飼っているハムスターが年をとってきたので、死ぬのを恐れているのだ。もちろん、自分の死を恐れる気持ちも含まれている。

 死の恐怖の向こうには何があるのか。それを夢のレベルで実感し、確かなものにしたい。そう考えて、しばらく悪夢の修行をしてみたいと思う。