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今日の稽古はきつかったな。寝不足だったので余計こたえた。
中国の先生が帰国するので、各地の教室の生徒が一同に集まっての講習会があった。今回は長めの走圏のほかに低い姿勢での発力練習が多く、地味に疲れる。今日は単換掌を繰り返すのがこたえた。
低い姿勢で気を沈め、ゆっくり単換掌を繰り返す。正確にやろうとすると足や腰腹に思い切り力を入れないとならないため、思わず息を止めてしまって酸素不足で目が回ってくる。
探掌の連続もきつかった。私は発力をあきらめて太極拳のようにゆっくり合わせることを心がけた。いちいち発力してはもたないぞ。
最近になって走圏のやり方が変わってきたのか、やたら汗をかくようになった。今日もTシャツがびしょびしょになった。終わった後は力を使い果たしてフラフラだ。
しかし、46にもなってこんなに汗みどろになるまで運動できるなんて、幸せだと思う。確かに練習中は疲れるが、終わった後の感覚は普通の運動と違って後を引かず、さわやかである。
練習を続けていると少しずつでも進歩するし、発見が多くて、それが楽しい。また、確かに健康面で効果がある。それだけでも趣味として十分だ。
走圏では「毛病は改められた」はずだったのだが、ひとつ指摘された。足についてだった。中国の先生は靴の中の足の状態まで見ていて、「この毛病さえ直せばあとはいい」とのことだった。ホントによく見てるなあ。おかげで上達しますが。