金曜日になってようやく寒気が収まり、朝から一週間ぶりに風呂に入って実に爽快。ただ、一日体温は低めだった。

 風邪の間も少しずつ熊形走圏の練習はしていたが、龍形はやっていなかった。龍形を100歩歩いてみたら、形はとれないし、歩くのは辛いし、で散々。こんなに衰えるのか、とびっくり。

 昨日の土曜は、朝早く起きて少し仕事。それから外苑前の青山道場へ出かける。ちょうど風邪が治ってよかった。

 午前中は武術のワークショップだったが、体力も回復し、問題なく過ごせた。龍形も風邪の前と変わりなくできた。金曜日はまだ本調子ではなかったみたいである。

 午後の戴氏心意拳の講習会も、おかげ様でなかなか盛況だった。これまでの二回と内容は同じだが、少し体があの動きを理解し始めたようで、初めて「丹田が回る」という感覚を少し感じた。

 丹田が回るといってもぐるぐる回転する、というわけではない。角度にして90度足らずか。しかし、確かに下腹に何かの存在感があり、動作に従って転じている感じがあったのだ。八卦掌で多少丹田ができてきたのも関係があると思う。それが丹田功の動きで感じられたのだろう。